1914年、島村抱月と松井須磨子が起こした劇団「芸術座」が、トルストイの『復活』の初演を行った。
この中で歌われた『カチューシャの唄』が大流行した。
『復活』は、帝政ロシアの小説家レフ・トルストイの代表作である。
1899年に雑誌への連載で発表され、若い貴族とかつて恋人だった女の、贖罪と魂の救済を描き、それを通じて社会の偽善を告発した作品である。
『カチューシャの唄』の作詞は島村抱月と相馬御風、作曲は中山晋平。
『復活』の劇中歌として、主演女優の松井須磨子などが歌唱した。
また、1914年5月に『復活唱歌』の題名で、松井の歌唱によるレコードが発売された。
歌詞の「カチューシャかわいや わかれのつらさ」は爆発的な流行語となった。