1911年、日本橋が木橋から現在の石橋に架け替えられ、その開通式が行われた。
開通式は午後1時から行われ、天候は小雨にも関わらず、大勢の見物客が押し寄せた。
その数は100万人とも言われ、あまり群集が殺到したため、ケガ人が出るほどの騒動だった。
日本橋は江戸時代に東海道や中山道など街道の起点となった橋。
現在の石橋は石造りのアーチを2つ並べた形で、道路橋梁としての技術的な完成度の高さと、欄干部に施された和漢洋折衷の装飾が評価されて、1999年に国の重要文化財に指定された。
橋の中央には「日本国道路元標」の文字が埋め込まれており、裏側には当時の内閣総理大臣、佐藤栄作の名前が刻まれている。