1871年、「郵便規則」が制定された。
同年3月1日から、東京・京都・大阪間で郵便業務が開始された。
それまでは飛脚便に頼っていたが、近代郵便制度の創設者である前島密(まえじま ひそか)の建議により郵便制度が定められた。
まず東京・京都・大阪に最初の郵便役所が創設され、営業が開始された。
当時は東京と大阪間を3日と6時間かかって郵便を届けたという。
その後、郵便役所はさらに横浜・神戸・長崎・函館・新潟と全国展開が図られた。
また、江戸時代に地域のまとめ役だった名主に自宅を郵便取扱所とする旨を要請、1873年に全国約1100箇所の名主が郵便取扱所を快諾したことから、郵便制度は全国に拡大した。
東京郵便役所が置かれた現在の日本橋郵便局には「郵便発祥の地」の碑と前島密の胸像が設けられている。